お子さんとの会話
昨日のブログでも、申し上げましたが、単刀直入に「お子さんとお話しして下さい」
そんなこと言われても、うちの子反抗期で全然、話さないんです。
とか、「いつも勉強しなさい」って言ってますよ。
とか、いろいろな声が聞こえてきそうですが、よ~く考えてみて下さい!
特に「勉強しなさい!」と言われて本気で勉強に取り組めるお子さんはほとんどいないといっても過言ではないと思います。
何故なら、自発的じゃないからです。
先ず、勉強は何のためにするのかをわかっていなかったり、将来のことを深く考えていない。
何より、明確な目標を持っていないのです。
だから、勉強になかなか本気で取り組めない、行動にうつせないことが非常に多いのです。
しかし、お子さんの「今」は、今しかないんです。
体験時の面談で「このままじゃ・・・・」というお母さん方の声はよく聞きますが、塾の体験に来るお母さん方はお子さんとお話し出来ているケースが多いです。
お子さんとお話しが出来ているから、塾を選んだり、一緒に面談に来てくださったりできるんだと感じます。
もし、お子さんとしっかりとお話し出来ていなかったりすると、「このままじゃ・・・」ということ自体に気付かないのかもしれません。
もしかしたら、親御様の情報が少ない場合もありますし、あきらめてしまっている場合もあるようです。
と言いましても、お子さんとお話しする際は、ちょっとの良いところ、良くなったこと、がんばったことを観察・発見して認め、褒めてあげて下さい。
そうすると少しずつかもしれませんが、お子さんの意識と行動が変わることが期待できます。
お子さんを変えるには、親御様の意識の変化が必要なのかもしれません・・・
受験生で、最後に伸びる子は意識の変化とともに急成長します。
夏休みからなら、すぐに意識が変わる子もいますが、秋に気付く子もいます、冬のギリギリで気付く子もいます、最後の入試が終わっても気づかない子もいます。
みなさんのお子さんやみなさんはどうですか?
去年の塾生で一番伸びた子は、石川県総合模試の第一回で、160点でしたが、入試の本番ではの319点でした。
もう2ランク上げれた?
春からの生徒でしたが、夏休みは毎日塾に来て何んとな~く基礎基本をやっていましたが、秋から過去問に取り掛かるようになると話しし続けてきたかいが、合ったのか意識が変わって、取り組む姿勢、とくに粘り強くなりました。
しかし最後に受けた第6回の模試でも250点と、なかなか大きな結果を出すことが出来なかったのですが、本番で319点ですから、150点以上のup,偏差値でも10以上は上げたんですから、「素晴らしい」の一言です。
本人も「やれば本当に出来て、これからも高校で頑張れる!」と嬉しそうだったのが、昨日のことのように思いだされます。
この生徒は、お母さんと良く話しをするようになり、どんな思いで塾に通わせてくれたかを理解できる、優しい心も身につけてくれたようです。だから意識を変えて努力して勉強したから、結果を出し、自信を持つことができたようです。
しつこいようですが、とにかく優しい心で話を聞いてあげることから始めてほしいと思います。