期末テスト
先週末の定期テストがほぼ全て返ってきており、塾生から報告を受けています。
前回の中間テストからみると今回の期末テストの方が、少し難しかったようですね。
塾生はというと、全体的には若干アップした程度でした。
まだ、平均点が発表されていないのですが(松任中学校)、この平均点を基準にお子様の成績をみてほしいと思います。
よくあるのが、前回平均300点のテストで295点でした。
今回平均260点のテストで270点でした。
この2回のテストでは、点数的には25点下がってしまっていますが、平均点からみると、1回目は-5点で2回目は+10点です。
みなさんならどう思われますか?
私は2回目の270点の方が、頑張ったといえると、生徒達には言います。
毎回のテストが同じレベルで作られているわけではありませんし、作る先生によっても問題の傾向が違ったり、ワークの問題以外からの出題が多い時もあります。
そのテストの平均と比べてあげて下さい!
わかりやすいのは入試や、模試ですね。
定期テストでいつも450点とっている生徒が、230点という生徒も聞いたことがありますし、多くは360~280点位ぐらいで、単純に80点から170点も下がってしまうのですから・・・
入試や模試の平均もその時によって違いますが、昨年は221~260点位でした。
模試がわかりやすく、1回目より3回目の時に20点上がったとしても、平均も20点上がっていたら、その成績(偏差値)は横ばいで、あがっているわけではないですので、要注意です。
しつこいようですが、平均点と比較してくださいね!!
一番大切なのは、テストが帰ってきてからです。
テストの点数をみてお子さん達は、悪ければ「次は頑張ろう!」と思い、良ければ「次も頑張ろう!」と思うのが多いようです。
この次はと次もとでは
どちらのお子さんが実際に行動できると思われますか?
正解は、次も頑張る!」と思えるお子さんです。
何故かはとても簡単で、テストで頑張って「できた!」という実感があるからです。
私達、大人もそうですが、出来ないことよりも、出来た経験があることの方が進んで出来ますし、始めるのに時間はかからないからです。
逆に「次はがんばる!」というお子さんは成功体験がない分、何から始めればいいのか、何をやればいいのかを考えて、なかなか行動に移せないものです。
実際に行動に移せるならば、今までに出来ているはずです。
出来ていないのは、必ず原因がありますので、「勉強しなさい!」よりも「どうしたら勉強できるのか?」を、話し合ったり、聞いてあげることの方が結果は良くなりますので、試していただければと思います。
その際の学習手段として塾、とくにドリームアシスト(ドリアシ)を候補に入れていただけると幸いです(笑)。
今の親御様とお子さんは忙しくゆっくりお話しする時間がなかなか取れないかと思いますが、少しでもお子さんの話に耳を傾けてあげるとお子さんにも良い変化があるはずですから・・・